マルクスは定職に就くことがなかったため（前述のように一度鉄道の改札係に応募しているが、断られている）、マルクス家の収入はジャーナリストとしてのわずかな収入と、エンゲルスをはじめとする友人知人の資金援助、マルクス家やヴェストファーレン家の遺産相続などが主だった。友人たちからの資金援助はしばしば揉め事の種になった。 ルーゲやラッサールが主張したところを信じれば、彼らとマルクスとの関係が断絶した理由は金銭問題だった。 だから私は彼に手紙を書いた。声を映像に合わせると同時に、自分のものとして表現しなければいけない。 ウダール・ド・ラ・モットの『イリアス』仏訳を古典学者ダシエ夫人が批判してホメロス論争が起きる。

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